サボテンの接木の簡単なやり方

2018/07/23

サボテンの接木のやり方
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サボテン 育て方,多肉植物 育て方


今回は初心者の方でも安心して接木を楽しめる様に、簡単なやり方の手順を紹介します。
そもそも、サボテンは実生が良いとされています。なぜなら、根張りが良く、サボテン本来の形を維持し、きめ細かい文様が生まれます。
もちろん、実生は欠かすことのできない繁殖方法です。
ですが、なにせ実生は時間がかかります。一センチ大きくするのに一年以上かかる物もザラにあります。

そこで、今回は短期間で大きく立派に育てる方法(接木)の紹介です。
実生に比べて約3倍のスピード、物によれば、5倍以上の物もあります。
ただ、接木は無理に人工的に栽培する方法ですので、成長の早い台木の成長に穂も合わせますので、節間が荒く、現地球本来の物とは似ても似つかないものも存在しかねます。
しかし、成長が早いので、そこは接ぐ種類を選んでキレイに見える台木と穂とのバランスを考えます。

初心者の方にオススメの台木は、万能選手の竜神木です。
続いて、袖ヶ浦、三角柱と色々な柱サボテンに接ぎます。プナ属のボンニアエなどは団扇サボテンの仲間ですので、団扇サボテンに接ぎます。
マミラリアなどの刺物などは、球型の短毛丸に接いだりと、穂とのバランスを考えて行っております。

初心者の方はまずは竜神木で挑戦してみてください。
案外、最初から簡単に接木が出来たりもします。ただ、寒さには弱いですので、冬季は部屋の暖かい所で管理してください。

だいたい接木をしてから、約10日程で活着します。その後、セロハンテープをはがして、風通しの良い所で管理してください。
良い方法は、接いですぐにカットした所を殺菌して、扇風機で10日間当ててやると活着率があがります。
あと、接ぐ台木はカットする10日前から断水した方が良いです。
水をやった期間が短いとカットした時に導管から水が溢れて、活着の妨げになります。

以上、まだまだ説明が足らない点があるかと思いますが、詳しくお聞きしたい方はメールにて受け付けております。
 完成写真2


ご質問はメールにて info@u-yokoen.com